デラシネ(根無し草)のごとく色々な国に流れ着いてはたゆたうような生活です。 故郷に落ち着いて根を張れるのはいつのことやら。 ゆるゆると流れる日々を綴ります。
by deracine1999
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SEVENTH HEAVEN
I'm in seventh heaven.....
ユダヤ教やイスラム教では天国は七階層から出来ていて
最高域のseventh heaven-第七天国は神と天使の領域、最高の楽園として
考えられているらしい
中学生の頃行ったホームステイで
おばあちゃまが
「I'm in seventh heaven!」って言っているのを聞いて
????だった覚えが。。。
あれから誰かが言ってるのを聞いたことはないのだけど
「最高の幸せ、至福の状態」ってことなのよね
おばあちゃまはユダヤ系だったのかな?
確かに第七天国はきっと素晴らしいに違いない
今の私では想像もできない桃源郷があるのかな
でも、
幸い私は牡牛座で
それもちょっとマニアックな言い方をすると
ホロスコープの一室に牡牛座の太陽が入っている
そして牡牛座が支配する二室には牡牛座の支配星金星が鎮座してる
どういうことかというと
濃い〜牡牛座ってこと
超マイペースだったり
超頑固で自分が納得しないと動けなかったり
普段はほんとにめったに怒らないけど
1度怒ると
もの凄い青白い炎とオーラでまわりが凍り付いたり(笑)
色々と欠点もあるんだけど
自分で気に入ってるのは
牡牛座の特徴、「五感のかたまり」だっていう点
綺麗なもの、いいにおいのするもの、心地のよい音楽、さわりごごちのいいもの
素敵な味のするもの。。。。。
いつもそれらのものにアンテナがぴんとたっていて
けっして高価なものじゃなくても
自分の感覚にぴったりはまるものに出会うと
ほんとうに頭がくらっとするような
至福の状態で幸せを感じる
牡牛座は所有も象徴するから
物を手にいれることも嬉しいんだけど
例えば、
4月の桜の花吹雪の下にたつとき
5月の萌えたつような新緑の木立の下から
きらきらと木漏れ日がさして蒼い風に包まれるとき
6月のグレーの空の下
雨の音と匂いと紫陽花のブルーを感じるとき
そして
夏の気配が濃厚な夕暮れ
ふと子供たちと外にでてみると
夏の虫がひとあしはやく小さく鳴いていて
空ははこんなマジェンタ色に染まっていて
穏やかに散歩している犬も飼い主の人も幸せそうで
空気までが空のマジェンタピンクに染まり始めて
湿気があって暑かったのが暮れの涼しさに満たされてきて
そのうえ
夕闇の中からどこからともなく漂ってくる
ガーデニアの花の薫りに包まれていたら
第七天国なんか行かなくても
楽園はこの世にあるって思ってしまう
アマンまで行けたらそりゃあいいけど(笑)
でも青い鳥のように
楽園はすぐそばにも存在する
ピンクの空が
群青色にトーンを落として
西の空に一番星の金星が顔を覗かせて
子供たちは「キラキラ星」を歌いながら
暮れなずんでいく空を眺める
実はクリスチャンの私だけど
お釈迦様がおっしゃった
「この世は美しい 人の命は甘美なものだ」
という言葉を思い出す
そして
大切なひとたちのことに思いを馳せる
小さな息子が
「ママはいつも、ああしあわせっていってるね」
ってふと言う
「そうかな? ママいつもどたばた怒ってない?」
「ううん、おこっているときもあるけど、おなじくらい
ああしあわせって
いってるよ」
うん、きっとそれならママの人生はとっても幸せなんだろうね
楽しいことばかり、
楽なことばかりじゃないけど
悲しいことだってあるけど
同じくらい
「幸せだなあ」ってつぶやけるのならね
沢山の幸せを感じられる牡牛座の感性に
こういうとき良かったなあ、と感謝する
それが私への、
天からの、星からの
ギフトなんだなあっておもう
by deracine1999
| 2011-06-30 12:26
| the five senses